慢性腰痛・痛み・病気

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慢性腰痛/痛みと病気



     
慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気



      
§1 慢性腰痛の症状/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気


いつも腰がだるく鈍痛が消えません同じよ

うな姿勢を長時間とり続ける事で 痛みが強

くなり
ますし、本人にも原因は分からない様

な状態です。この様に、慢性腰痛には直接

的な原因が 分かり難い場合が多いのです

が、悪性腫瘍や、内臓、.に関する重

大な病気が原因になっている場合もありま

すので、医師の診断はとても 大切になりま

す。




      §2 慢性腰痛の原因/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気


        腰への圧力や老化が原因の場合、細菌や腫瘍が原因の場合、腰以外の病気が原因、ストレスが原因(心

        因性腰痛)など様々な原因が考えられますので注意が必要になります。 この様に、腰痛の原因は様々な

        ものが考えられます。 ただ、慢性腰痛の原因は明らかではない事が多く、腰痛も徐々に発現しますし、い

        つからともなく始まった腰痛も、いつも同じように痛むのではなく、 痛みが強くなったり、弱くなったりと変動

        します。



       
§2−1 腰への圧力や老化/慢性腰痛の原因/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気


        このタイプの腰痛は腰そのものに力が加わる事や老化のために起きるもので、誰でも起きる可能性があり

        ます。@椎間板ヘルニアとA変形性脊椎症は椎骨間で常に何十sという過重を受けている椎間板の組織

        が、老化によって次第に柔軟性を失うために起こります。

一方D骨粗鬆症は骨自体が老化して

脆くなる病気です。B腰椎分離症は激

しい動きによって腰椎の繋ぎ目に起こ

る一種の疲労骨折で、 悪化すると腰

椎が前に滑り出して 神経を圧迫する

C腰椎分離すべり症に発展する事も

あるので注意が必要です。E腰痛症

は腰周辺の異常も他の病気も無いの

に鈍痛が消えない




       
§2−2 細菌や腫瘍/慢性腰痛の原因/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気


        @脊椎腫瘍(脊椎に腫瘍が出来る);良性腫瘍のものもあるが転移性のものもしばしば確認される。
良性な

        ら断続的に激しく痛み、 癌の場合は続けて痛む特徴がある
。痛みには個人差があり腰の痛みだけではなく

        手足のしびれを伴う事もあり
、初期は腰痛症と見分けが付かないので注意が必要です。


        A脊椎カリエス(結核菌が血管を通って腰の達し脊椎に炎症を作る);結核の予防や治療が進んだために

        少なくなってきたと思われがちだが、増加傾向にある病気、
脊椎の動きが大変硬くなり、やがて腰椎が曲

        がらなくな
ったり、膿が神経を圧迫して足の麻痺を引き起こしたりする



        B化膿性脊椎炎(化膿菌が血液を通じて脊椎を侵す);
鈍痛が続き慢性的な痛みを伴うものと、高熱と激

        痛に見舞われる急性のもの
の2種類がある。 発症例は多くなく泌尿器系の病気が原因となって起きる場

        合が多い。手術時感染が原因のこともある。




       
§2−3 腰以外の病気が原因/慢性腰痛の原因/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気


        腰以外の部分の病気が原因で起きる腰痛を症候性腰痛(二次性腰痛)と呼びます。以下の様なものがあり

        ます。


        
§2−3−1 婦人科系/腰以外の病気が原因/慢性腰痛の原因/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気


         
子宮内膜症子宮筋腫卵巣腫瘍、ホルモンバランスの変化が原因の自律神経失調症月経症候群、

         更年期障害、
子宮の位置が正常でない場合が原因の腰痛ー
腰の下部が痛む特徴がある



        
§2−3−2 内科系/
腰以外の病気が原因/慢性腰痛の原因/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気


         
胆嚢炎胆石膵炎胃潰瘍、腎盂腎炎ー背中から腰にかけての激しい痛み。慢性胃炎虫垂炎の腹部

         癒着ー
鈍痛を伴う



        
§2−3−3 泌尿器系/
腰以外の病気が原因/慢性腰痛の原因/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気


         腎臓、尿管、膀胱、前立腺の病気ー腰痛を伴う事がある。尿路結石は仙痛と呼ばれる
激しい痛みを伴う




        
§2−3−4 循環器系/腰以外の病気が原因/慢性腰痛の原因/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気


         腹部大動脈瘤が出来てその影響で
腰痛が起こることがあります。




       
§2−4 ストレスが原因(心因性腰痛)/慢性腰痛の原因/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気


         ストレスが
腰痛症状を伴う事があります腰痛症と区別が難しくなりますが、心身症や仮面うつ病の身体

         症状として認められる事があります。




      
§3 慢性腰痛の注意事項/慢性腰痛/腰部骨部/腰部/痛みと病気



      -下肢骨格系・神経系模式図-
* 腰痛症;原因は推定の域を出ないが、腹

筋や背筋が弱く、 脊柱をまっすぐに保てな

くなるために、 腰椎に過度の負担がかかっ

たり、 不自然な姿勢が 癖になっていたり、

腰に疲労が溜まる事で起こるのではないか

と考えられています。 又、
筋肉を覆う筋膜

に出来た炎症が、 腰の神経を刺激するた

めに 痛みを生じ
ているものや、 ストレスが

原因とされる腰痛の一種ではないかと考え

られる
ものもある。


        20〜40歳代に多く体質的には、筋力が弱い、重さがかかり過ぎると正しい姿勢を保てず、
腰椎のそりが

        強くなり、筋肉、椎間板、靭帯が緊張しつづけた状態になるので、 腰痛を起こし易い
という共通点がある。

        姿勢が悪い、職業上無理な姿勢を強いられる、
運動不足、肥満傾向、妊娠女性の訴える腰痛なども要因

        です
。放置すれば椎間板ヘルニアに発展してしまう可能性もあるため、注意が必要になります。




* ご参考;腰痛が急に起きた場合には、

下肢の痺れや疼痛を伴なっているかど

うかを注意する必要があります。 下肢

の症状を伴っている場合には、腰部神経

根・ 馬尾神経の障害を意味することもあ

り、専門医に診断を仰ぐ様にしましょう。


腰部神経根障害;腰部神経根障害が

起きますと、 支配領域に痛みや筋肉

の低下が発現します。 (右図/神経系

を御参考にご覧下さい)腰部神経根は

腰神経叢 (第2〜4腰神経根/外側大

腿皮神経・大腿神経・閉鎖神経)・ 仙骨

神経叢 (第4神経根〜第3仙椎神経根

/坐骨神経→総腓骨神経・脛骨神経)を

形成して下肢に至ります。従いまして痛

みは 大腿神経や坐骨神経経由で下肢

にまで広がってゆきます。 障害され易

い神経根は、腰椎の神経根では第4(

膝蓋反射の低下、大腿四頭筋・前脛骨

筋の筋力低下、 下腿内側の知覚障害

など)、第5神経根 (頻発度最大、前脛

骨筋や長拇趾伸筋の筋力低下、 下腿

外側から足背の近く障害など) 及び第1仙椎神経根(アキレス腱反射低下、長拇趾屈筋・下腿三頭筋

の筋力低下など)です。

一方、馬尾神経の障害は.周囲・下肢の後側の痛みを誘発します。排尿・排便の異常もある。臥位

で痛みは誘発され、そのために不眠を訴える事も多い。


腰部神経根・馬美神経の障害により発現する代表的な疾患が椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症脊椎す

べり症、脊椎分離すべり症、精髄腫瘍などです。
















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