膝痛一般・症状・痛み・病気

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膝痛一般・症状/痛みと病気




     
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膝痛一般・症状/痛みと病気



     
膝痛一般/手脚関節部/手脚部/痛みと病気


       
加齢や怪我で膝関節内の関節軟骨が少しずつ削れる事により、剥がれ落ちたカスが関節内を漂う事になり

       ます。そのカスの刺激で関節内壁(滑膜)の炎症を惹起します。


そのため、細菌などの異物の侵入を退治しよ

うと化学物質サイトカインが放出され、それが

結果的に痛みを引き起こします。膝関節の痛

みは辛いものがありますが、この様な理由か

ら、患部周辺の筋肉が緊張し血行が悪くなり、

組織に溜まった痛みの原因物質は排出され

ないで体内に留まるという、膝痛を招く回復し

にくいサイクルに陥る様になります。



     
§1  膝痛一般(痛み・病気)の症状/膝痛一般/手脚関節部/手脚部/痛みと病気


       初期は膝に違和感を感じる程度です。その症状は膝のこわばり、歩き始めや走り始めなどの初期動作時に

       膝が重く感じられる様になります
。 この違和感を一日の決まった時間に感ずる人もあります温度、湿度の

       変化に伴って感じる事もあります
。 この段階の痛みはしばらくすれば消えるため深刻に考える人は少ない。

       しかし症状は次第に進行します。例えば
正座したりしゃがんだりする時に、痛みがはっきり感じられるように

       なります
平坦部を歩く時にも足を引きずるようになり、更には立っているだけでも鈍痛を感じ、少しでも足を

       動かそうとすると刺すような痛みが走るようになります






     
§2  膝痛一般とは/膝痛一般/手脚関節部/手脚部/痛みと病気


       膝痛には変形性膝関節症や半月板損傷、膝蓋軟骨軟化症、使いすぎ症候群、慢性関節リウマチ、特発性

       骨壊死、半月板損傷、離断性骨軟骨炎、膝蓋軟骨軟化症、ジャンパー膝、 背骨の病気が原因のひざ痛な

       どがあげられます。





     
§3  膝痛一般の疾患/膝痛一般/手脚関節部/手脚部/痛みと病気



ジャンパー膝1 膝のお皿のすぐ下(立位地面側)が痛い激しいスポーツを繰り返すうちに膝蓋骨と頸骨をつないでいる腱が炎症を起こしてしまう病気。
変形性膝関節症 発症の初期から末期まで痛みが付きまとう。最初は膝が重かったり、だるい感じがする程度の違和感があるくらいのものが、膝の前面から内側にかけてはっきり自覚できるほどの痛みに変化する。痛みの原因は、滑膜と関節包の炎症で、膝を動かすと、炎症を起こしている部分が刺激されるために痛みが生じる。更に拘縮と呼ばれる症状が特徴で、膝の動きに伴って生じる痛みのために、曲げたり伸ばしたりの動きの範囲が次第に小さくなっていく結果、筋肉や靭帯が萎縮してしまい、充分曲げ伸ばしできなくなる。


発症時から痛みがある→動きが制限される→不自然な動きになる→更に痛みが起こる。という悪循環を繰り返しながら、次第に重くなる。 初期 中期 末期
慢性関節リウマチ(多発性慢性関節炎) 全身2箇所以上の関節に左右対称に症状が現れる。炎症の度合いは深刻で、痛みは非常に強く、身体を安静にしていても痛む安静時痛がみられる。慢性関節リウマチは免疫機構の異常により起こる。自分の細胞を異物と誤認して攻撃し起こるもので炎症、関節の腫れや骨の変形などを引き起こす。  初期 中期 末期
特発性骨壊死 大腿骨の膝関節側の面が一部血行障害を起こして壊死し、その部分から骨の破壊が進んで関節面がへこんだ様な状態になる。原因不明
半月板損傷 膝の部分に受けた怪我か原因で半月板が断裂してしまう。スポーツの引き起こす障害で最も多い症状、損傷は膝の外側よりも内側に多く発生する。膝の内側に無理な力が加わった時に、内側の半月板が上下から強く圧迫されて、瞬間的に断裂してしまう場合と、強い圧迫を繰り返しかけていくうちに、少しずつ損傷が進行していく場合がある。
離断性骨軟骨炎1 激しいスポーツによって膝に強いストレスが繰り返しかかって起きる病気。膝関節で大きい力を受け止めた時、大腿骨の一部が剥がれ落ちてしまい、これが関節内に留まって膝を曲げ伸ばしする時に、関節に挟まって痛みを作り出してしまう。剥がれ落ちた骨片は関節ねずみと呼ばれる。
膝蓋軟骨軟化症 スポーツのし過ぎなどの原因で、膝のお皿の関節軟骨が変形する症状で、主に若い女性に起きる。発症には膝にかかる力のほかに、体質も多少関係しているようです。(生来、膝蓋骨が緩く亜脱臼を起こし易い人、膝蓋大腿関節が脱臼を起こしている人、X脚の人など)

膝蓋骨(お皿)の表面が柔らかくなって、次第に変形してしまう病気、軟骨が磨り減り膝蓋骨にヒビが入ったりして痛み始める。膝のお皿の前面中央部分を両手親指で押さえると痛みが強い
背骨の病気が原因の膝痛 変形性脊椎症椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症腰椎分離症腰椎分離すべり症など





     §4  膝痛一般の原因/膝痛一般/手脚関節部/手脚部/痛みと病気


        膝痛には原因別に老化、外傷、発症原因不明、膝の使いすぎなどが上げられます。老化では関節軟骨

        の効果・磨耗、 骨の磨耗、筋肉・靭帯の機能低下など加齢骨の剥離、腱の炎症からくるもの、外傷では

        捻挫、半月板損傷、骨折などで、 慢性関節リウマチは未だ難しい膠原病の一種です。 また、骨の剥離、

        腱の炎症などは使いすぎが原因で、起こるものです。 年齢別に見ますと、50歳〜60歳以降の女性に

        多いのが変形性膝関節症で、慢性関節リウマチ(高齢期に入ってから発症する例も増加している、女性

        に多い)、老人性O脚、X脚、骨折(大腿部が多い)、 特発性骨壊死(膝関節の一部が壊死してしまう)な

        ども上げられております。20歳以降では、慢性関節リウマチ(高齢期に入ってから発症する例も増加し

        ている、女性に多い)、 老人性O脚、X脚、骨折(大腿部が多い)、特発性骨壊死(膝関節の一部が壊死

        してしまう)などです。 若年期では、半月板損傷、膝蓋軟骨軟化症、使いすぎ症候群などが上げられま

        す。その他、膝痛の原因としましては、X脚、O脚、外反母趾が上げられます。X脚は、膝関節の外側に

        力が偏ってかかるため、外側の磨耗が進む。O脚と比べると発生率はすくない。O脚は、膝の関節の内

        側に力が偏っているために、内側の磨耗が進んでしまう。 変形性膝関節症になる人に多い。外反母趾

        は足底の筋力が弱かったり、足に合わない靴を履き続けていると、本来は指の付け根をしっかり束ねて

        いる靭帯が伸び、親指の付け根がとびだしてしまう。O脚が進むケースもある。





変形性膝関節症初期 動作を始めるときや膝に大きな力がかかった時に、痛みを感じる。(歩き出し、目覚めたばかりの時の動き、膝の深い曲げ伸ばしや坂や、階段の昇り降りなど)痛みは、それ程強くなく湿布程度で消える程度のため、変形性膝関節症と結び付けにくい。

関節の形状は関節軟骨で変化が起きており、本来の表面の艶は失われて褐色を帯びてくる。軟骨組織の老化に伴って、組織に含まれる水分が減少し効果が始まった証拠である。こうして次第に関節軟骨の摩擦が増え、表面が少しずつ傷ついて、毛羽立ったような状態になって行く。
変形性膝関節症中期 痛みがはっきりし、痛みが取れるまでに時間が掛かるようになる日常動作には痛みが伴い、拘縮の度合いも増し、正座が出来ない、和式トイレでしゃがめない、階段を降りられない、などの障害が出てくる階段は昇るより、降りるほうが痛みが強い。痛みをかばうために歩行は足を引きずり、膝が伸びないので、小股で歩くようになる。膝の腫れも目立つようになり、腫れは膝の前面に現れ、裏面に向けて進行して行く。この腫れの部分は滑膜の炎症のため熱を持っている。膝を動かすとコリコリとこすれるような感じがしたり、ガリガリと音を立てる事もある。この摩擦音は関節の変形が進み、摩擦が大きくなっている事を意味する。

関節の形状は関節軟骨が磨耗→変形→磨耗を繰り返し、どんどん削られて行く。削られた軟骨の一部は、関節の間に挟まって、痛みの原因になる。剥がれ落ちた軟骨は関節内部の滑膜を刺激し、関節液の分泌を促進し、膝に水がたまる。その結果関節軟骨は削られ続け、骨の表面が露出してしまい、骨に直接力がかかり、骨自体が削られる。減った部分は再生、増殖作用により骨棘というトゲが関節軟骨の縁に出来る。関節軟骨が磨り減ると、力は磨り減った側に傾いてかかるようにな。変形性膝関節症では関節の内側の磨耗が激しくなるためO脚への変形が進む。年齢が高いほど顕著です。
変形性膝関節症末期 日常動作に伴う痛みは激しく、少し歩くだけでも激しく痛み、乗り物の乗り降りも自由にできなくなる。そのため生活全般に消極的になってしまう傾向が強くなり、孤独感、抑うつ感、無気力などが目立ち、肉体的ストレス、精神的ストレスが増し、大きな問題になってくる。

関節の形状はかみ合わせが完全に狂い、O脚変形が深刻になる。一方滑膜の硬化が進み、代謝機能が鈍るために、中期とは逆に関節液の分泌が減少して、膝に水が溜まる事は少なくなってくる。削り取られた組織のかけらに含まれるピロリン酸カルシウムの結晶が、関節内にたまり
関節軟骨石灰化症や偽痛風の症状が現れる事もある。偽痛風の場合は、発熱、急性の激痛などの症状が出る。激痛のため身体を動かすことを避けるため運動量の不足から肥満を招き、全身の代謝機能を低下させる。そのため更にひざ痛は治りにくい。
慢性関節リウマチ初期 病気は症状が現れる前から進行しており、ある程度進んだ段階で初めて自覚症状が現れる。その自覚症状は手や腕の変調(物を掴みにくい、落とし易い、道具がうまく使えない、皮膚感覚が鈍いなど)が認められるが、時間がたつと消えてしまうため、見過ごし易い。手を冷やした時に痺れや痛みが現れ、肌の色が青白く変化するレイノー症状になる場合もある
慢性関節リウマチ中期 関節組織の破壊が進み滑膜が厚くなる、滑膜が繰り返し炎症を起こして関節液が増える
慢性関節リウマチ末期 大腿骨と頸骨が癒着する

















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