変形性関節症・症状・痛み・病気

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変形性関節症・症状/痛みと病気




     
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変形性関節症・症状/痛みと病気



     
変形性関節症/全身性関節/全身性/痛みと病気


      
関節面の変性や関節内骨折などが原因で起こるもので、使いすぎや老化が原因の磨り減りなど、中高年者

      に発症する慢性の関節疾患が多い。関節軟骨の変性では、骨の破壊と増殖が進み、関節は変性してゆきま

      す。変形性膝関節症は最も多く訴えられる疾患です。





     
§1  変形性関節症(痛み・病気)の症状/変形性関節症/全身性関節/全身性/痛みと病気


       変形性関節症は加齢と共に進行する、痛みを伴って関節が腫れたり、変形する疾患です。変形した関節は

       1〜2年程度で痛みはなくなりますが、関節部が膨らんだままになります
。 正常の状態に戻る事はなく、

       いために使わずに過ごしていますと、そのまま固まってしまいます
ので、 お風呂の中でマッサージなどをし

       て、動かす事が大切です。50歳以降になったならば、有酸素運動を普段から取り入れて、関節を動かす習

       慣が大切になります。


関節の痛みや腫れ、変形などの症状が出

ます、
変形性関節症 という病気と、関節

リウマチには類似点が多く 間違い易い


ですが、 リウマチの場合は左右の同じ関

節に病気の症状が出ますのでわかります。

又、 リウマチは手足の指関節の場合は先

端は侵されにくい事も特徴です。



変形性肘関節症は肘がジンジンして痛い

痛くて肘が曲がらない場合、その可能性が

あります。テニス肘は有名なスポーツ障害

の一つです。ボールを打つたびに手首や

指を伸ばす筋肉に大きな緊張、負荷がか

かるために肘の外側が痛みます。その他

野球肘、主婦作業による肘関節の痛みな

どがあります。


       変形性手関節症
手や指の関節が痛くて曲がらない様な時に疑います。曲げようとすると痛みを伴う場合が

       あります。



変形性股関節症又の付け根の部分の関

節(股関節)が痛くて、足が開かない
胡坐

がかけない
歩く時に痛みを感じるどの時

に可能性があります。 変形性股関節症の場

合には、
関節そのものが痛む場合と、股関

節周囲の筋肉が痛む場合もあります
。 これ

は、 関節の痛みをかばった事によるためが

殆どです。 股関節の変形の最大の原因は、

老化です。そして股関節の場合には、発達

性の股関節脱臼や臼蓋形成不全が元々あ

るために、 股関節を痛める人も多いので、

みが出ましたら、 早急に 受診をお奨め

します。変形性股関節症の場合、最初にお

尻や太ももの後ろ側、腰に痛みが出る事が

よくあります。少し休む事により痛みが治ま

るため、 異常を放置し易いので気を付けま

しょう。

進行しますと、立ち上がった時や、運動をした後に脚の付け根が強く痛む様になり、更に悪化すれば、動いた

時だけでなく、静かにしていても脚の付け根が痛くなります。また、痛む側を庇う事により、筋肉量が落ち、傷

む側のお尻や腰の筋肉が痩せているのが分かる様になります。



変形性膝関節症膝の曲げ伸ばしの際や、

歩くと痛みを感じる高齢者の訴える最も一般

的な関節障害です。 加齢に伴ない、 筋肉が

萎縮して筋力が低下するために膝関節が圧

迫されて、関節の軟骨が磨耗して 骨が出て

来るために 痛みます。 軽症では歩き始め、

正座から立ち上がる時 関節の 動かし始め

に痛みを生じ
しばらく動かしていると消失し

ますが、更に動かすと再度痛みが生じて来

のが特徴です。 重症では、常に痛み、関

節の運動制限が起こり、骨の変形や関節の

腫脹、 関節液貯留(水が溜まる) など
の病

気の症状が生じます。

変形性膝関節症は、長年に亘り負担が掛かり続けると、次第に関節軟骨や半月板などの軟骨の弾力が損

なわれ、変形し、磨り減ります。軟骨には、膝にかかる衝撃を吸収するクッションの役目が有りますので、そ

れが働かなくなれば、痛みが発生する様になります。 変形性膝関節症は以下の人がリスクが高いとされて

おります。高齢になるほど・男性より女性・肥満の人が、 脚の筋力が落ちている人・O脚の人・膝を過去に痛

めた経験のある人・スポーツをしていた人・スポーツを現在している人など。



* 骨切り術改良法;変形性膝関節症は体重の増加・閉経後に骨や軟骨が弱くなるなどで、膝の関節が変形

しますが、大方の病院で勧められるのが人工関節です。「この人工関節は本来、軟骨の下の骨まで欠けた

様な末期の患者向けである」 と横浜市立大学部整形外科の斉藤知行教授らが紹介しております。「軟骨の

欠損はあっても、 骨まで削れていない 中期の患者に適用すると 問題の無い骨や軟骨まで除去してしまい、

不具合が起きた場合には、更に大きな人工関節を入れる事になるし、曲げられる角度も限られる。」とし、「中

期の患者に向くのは骨切り術で、 これは人工関節よりも安価で自分の関節が残るため、正座や軽い運動も

出来、ほぼ元の生活に戻れる利点がある」としています。しかしこの問題点は術後、支え無しに歩けるまでに

は2ヶ月程度かかる。 又、高齢者では、長い間動かないと運動機能の低下や骨粗鬆症などの合併症を招い

てしまいます。骨切り術改良法は骨を削るのではなく、切込みを入れて適切な角度に開き、そこにリン酸やカ

ルシウムを焼き固めて出来た新開発の人工骨を楔のように挟み込み、更に特殊なチタン製の板でしっかり固

定するので、 術後1週間程度で歩行訓練が可能となるなどの回復期間も人工関節並みに短縮できる。人工

骨には細かい穴が多数開いており、ここに骨の細胞が入り込み、2〜3年かけて自分の骨が再生する。費用

は、入院費用を別として、人工関節の費用の約半分で済むと紹介されております。 又、身体への負担も、人

工関節に比べてはるかに少なく、 両膝を同じ日に手術する事も可能となったとしております。チタン製の板は

そのまま残しても問題ないが、多くの患者さんは後で取り外す事を希望するとしております。






     
§2  変形性関節症とは(痛み・病気)/変形性関節症/全身性関節/全身性/痛みと病気


       発生原因により1次性と2次性に分けられます。1次性は使いすぎ、老化などが原因のもので、2次性は軟

       骨変形を起こす何らかの疾患、例えば関節内骨折により、関節面にズレが生じ、関節面どうしが合わなくな

       って軟骨が磨り減るもの、などです。 変形性関節症は40〜50歳以降の女性に多い疾患です。男性も50

       歳以降に指以外の関節に急激に増加傾向にあります。身体の節々が痛く、身体を動かし始める時や、立ち

       上がる時に痛みを強く感じます。


変形性関節症という病気は使いすぎ

や老化などで関節軟骨が変形してし

まい、 骨と骨が直接擦れ合う事によ

り痛みが出る事で 関節軟骨の退行

性変化により進行性の痛みや運動

障害、 機能障害を起こす、という事

になります。障害を起こしやすい部

位は、股関節、膝関節、 手指の関

節、足関節、肘関節、脊椎などです。

指ではヘバーデン結節 (ヘーベル

デン結節)が知られております。膝

関節が最も多く確認され、放置しま

すと関節の痛みが激しくなります。



     
§3  変形性関節症の予防/変形性関節症/全身性関節/全身性/痛みと病気



膝関節の変形性関節症は代表的なも

のですが、 肥満や、 O脚の人に多く、

股関節は先天性股関節脱臼や臼蓋形

成不全の人、 股関節部を骨折した人に

多く、足関節の場合は、 関節内骨折後

に生じることが多くみられます。 肥満の

注意やスキーなどのスポーツにも注意

が必要です。 肘関節の場合は大工さん

や、野球のピッチャーなどに、指の関節

は中年以降の女性に多くみられます。



       下肢の関節の場合は、体重が重いと関節に負担がかかります。肥満にならないように注意をし、膝関節の

       場合には関節の安定性を高めるために大腿四頭筋(太ももも筋肉)の筋力強化に努めたり、履物には自分

       の足にあった靴などをしっかり選定し、合わないものは処分しましょう。トイレは洋式が良く、正座を避け、杖

       を利用する事も助けになります。 長時間の歩行、階段、坂道、などは避けましょう。お風呂や温湿布での保

       温も良い方法です。転ばないように注意をすることは、膝に水が溜まる事を防ぐ事に繋がる場合もあります。

       痛みを感じた場合などは、無理をしない、負荷をかけない事も大切で、 早期に医師の診断を仰ぐ事は大切

       な予防手段です。











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