帯状疱疹・症状・痛み・病気

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帯状疱疹・症状/痛みと病気




     
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帯状疱疹・症状/痛みと病気



     
帯状疱疹/全身性皮膚/全身性/痛みと病気





     
§1  帯状疱疹(痛み・病気)の症状/帯状疱疹/全身性皮膚/全身性/痛みと病気


       「帯状疱疹」右脇腹から背中にかけて(肋骨下の部位)非常に不愉快な痛みを感じ皮膚の表面を触ると、ピリ

       ピリと神経痛の様に痛む
時には帯状疱疹(ヘルペス)を疑う必要があります。最初は頭痛、肋間神経痛、腰痛

       などの神経痛が右あるいは左のどちらか側に生じ、2〜3日後にはその部位が帯状に赤くなります
ボツボツ

       や水ぶくれ、膿が出たりもします。その部位がピリピリと痛みます
。10日〜2週間程度でカサブタが出来て治

       って行きますが、跡が残る事がありますので治療が必要です。→
帯状疱疹の痛みは何か皮を一枚かぶせた

       様な不快な痛み
で傷む辺りは発疹(丘疹、水疱、嚢疱)が出来、その後カサブタが出来て治ったと思っても電

       気が走るような神経痛が残る場合もあります。(帯状疱疹後神経痛



       
単純性疱疹(単純性ヘルペス)年に1〜2回から数回軽く痛む程度の小さな水ぶくれが背中の皮膚にできま

       す
。10日〜2週間程度で治ってしまいます。再発します。単純性ヘルペスのウィルスは1型と2型があります。

       大概の人は小児期に1型に感染します。そのウィルスは三叉神経節に30年40年と長期に潜伏し、風邪、疲労、

       月経、ストレス、加齢による免疫力低下などが引金になり再活性化します。脊髄の後根や神経節で増殖し、そ

       れが神経を伝わり(神経線維の軸索を下行)、
皮膚に病変を生じさせます。神経の走行に沿って帯状に発疹(

       紅斑)が出現し、水疱を作るようになります。2型は.により感染します。これが陰部ヘルペスを起こします

       が、このウィルスは腰にある神経節に潜伏しており、神経を伝って発病すると考えられております。


       
* 単純性ヘルペスの概要 単純性ヘルペスの発症し易い部位 単純性ヘルペス/知っておきたい







     
§2  帯状疱疹とは(痛み・病気)/帯状疱疹/全身性皮膚/全身性/痛みと病気


       当初は疱疹も無く、分かり難いのですが、よく観察しますと赤いポツポツが出来ているのが確認できます。そ

       の後帯状疱疹特有の痛い水疱が現れるので分かります。50歳以上の人に多く出ます。(20歳代と60歳代

       にピークがあります。)体力が落ちてくると発症し易いことが分かっており、痛みが酷ければ入院の必要もあり

       ます。大多数の症例では、痛みが最初に起こり、紅斑は1〜7日前後で出現し、翌日、翌々日くらいには水疱

       になります。それから4〜7日程度で急速に広がり、後に破れてかさぶた(痂皮)になります。治るまでには2〜

       3週間かかります。よく起こるのは
額から上眼瞼にかけてと胸部、腰部で全体の70%を占めています。判断

       を誤り、単なる皮膚病として治療してしまいますと、後に難治性疼痛である帯状疱疹後神経痛という後遺症を

       患う可能性があります。








       からだの各部分を支配する神経根は夫々の受け持ち区域が決まっている。デルマトームは皮膚分節といい

       全身の皮膚を神経根ごとの領域に分ける事が出来る。痛みや水疱は神経根の神経が走る方向(デルマトー

       ム)に沿って帯状に広がる。帯状疱疹発症後、50歳以下の人は水疱が治癒した後に神経痛を残す事はまれ

       だが、70歳を超えてから発病すると、適切な治療をしても半数以上の人に帯状疱疹後神経痛に悩まされる。

       
絶え間なくズキンズキン、ピリピリと痛む、ガンガンと痛む激痛とともに、痺れ感が出てくる、突き上げるような

       痛みで、眠る事が出来ない、痒み、ブツブツ感の手触り、水疱など帯状疱疹の痛みは自発痛といい身体の動

       きや姿勢と関係のない痛みで、特に原因は思い当たらない。痛みは比較的体の表面近くに感じ、多くの場合、

       痛みのある場所の皮膚に触れるとザワザワとした変な感じがする。時々身体を突き抜けるようなズキーンとし

       た刺激を感じたり、目の中に一瞬光がみえたりする。


肩や腕に発病した場合は皮膚感覚の異常に加え

て、この世のものとは思えない強いコリやだる

さを感じることもある。ウィルスが神経の中で

増殖して炎症を起こす病気で発病期は痛みと共

に風邪を引いた時と同じ様な倦怠感や微熱を、

更に首やワキなどのリンパ腺の腫れを自覚する

こともある。風邪をこじらせて微熱が続いたり

、咳をしていたりするいわゆる体調不良から引

き続き発病する人もある。




       
重症の場合水疱が沢山出来て、水疱同士が癒合して次々と大きな水疱を形成する場合がある(集属性)。こ

       の様な場合は重症であり、
重症の帯状疱疹は正常な皮膚が見えなくなるほど一面に水疱が広がり、深さも表

       皮内に留まらず真皮まで侵して潰瘍を形成する。潰瘍となった皮膚からは大量の滲出液が出できて、傷が閉

       じるまでに1ヶ月以上になることがある。皮膚が治癒したあとケロイドのような傷跡が残る事も珍しくない。又、皮

       膚感覚テストをすると重症の場合ものが皮膚表面に触れる感じが分からない
。神経が痛みを伝達できてもま

       ともな感覚を伝達する能力を失った状態といえる。障害の程度が軽い場合は正常の半分以上の感覚が残っ

       ている。




       
* 帯状疱疹の発症メカニズムと発症傾向;ヘルペスウィルスはヒトでは8種類発見されておりますが、帯状疱疹

       を引き起こすのは水痘・帯状疱疹ウィルス(VZV)で、 水痘は例年12月〜翌年1月を中心に流行し、5歳前後に

       90%が発症します。このVZVは症状が治っても三叉神経や脊髄神経の神経節内に潜伏します。これが、加齢

       やストレスを契機にして、免疫力が低下している状態の時に、再び活性化し、神経を伝わって皮膚に到達して帯

       状疱疹を発症します。
一般的に体の左右どちらかの神経に沿って帯状に発現し、赤い斑点から水疱、爛れ、か

       さぶたに進みます。痛みは急性期には、神経の炎症と皮膚の炎症の両方によるものがあります。皮膚の炎症が

       治っても、神経の変性により持続する事があります。 (帯状疱疹後神経痛)これは数年に及ぶ場合があります。

       宮崎県皮膚科医会や皮膚科開業医、大学病院、総合病院などの大規模疫学調査では(1997〜2006年まで

       の帯状疱疹の患者さん48000人のデータ解析)この10年間で、帯状疱疹と診断された患者数の増加率は23

       %(累計発症率26%増)、 年代別では50歳代以降は急激に増加し、70歳代でピークを迎えると報告されてお

       ります。帯状疱疹の月別発症患者数は、8月が最多であり、冬場は減少する、水痘とは逆の関係が認められま

       す。(水痘患者に接触する機会が増えると、帯状疱疹の発症率は減少するという過去の研究を裏付ける結果で

       あった。)女性の発症率は男性に比して平均で25%高く年代別では、 50歳代を中心に40〜60歳代にかけて

       男性を大きく上回っている。 1997年と2006年の比較では 60歳代から80歳代の女性で増加が著しい。帯状

       疱疹は 早い段階で抗ヘルペスウィルス薬による治療が重要です。 「薬は重症化を防ぐが、一旦水疱になってし

       まった部位には効き難い。皮膚症状に先行して現れるピリピリとした痛みを覚えたら、直ぐに受診しなければなり

       ません」と指摘しております。








     
§3  帯状疱疹の発症部位/帯状疱疹/全身性皮膚/全身性/痛みと病気


片側胸部 良く現れる。乳首の高さに集中する傾向がある。脇から乳首の高さで、肋骨に沿って身体を半周巻くように現れる事が多い。
片側額 片側胸部の次に良く現れる。額に帯状疱疹が現れるとまぶたが腫れあがり目を開けることが出来なくなる炎症が激しい場合は疱疹が出来ていない反対側のまぶたまで腫れてあけられなくなる事がある。目の後の静脈が交通しているために炎症を起こす物質が健康なまぶたにも流れていって影響を及ぼすからだと考えられる。健康なまぶたの側は2〜3日で治る。又、まぶたばかりでなく、しばしば眼球にまで炎症が及ぶ。角膜の神経や瞳孔を調節する神経までも障害される可能性がある。目を開けているのが辛くなったり、瞳孔を調節する神経が侵されると動向が開いたままになる(散瞳)。眼球を動かす神経が侵されると複視といってものが二重に見える現象もおきる。が、視神経が帯状疱疹の影響を受ける事はまれとされている。更に、脳に近いためか髄膜炎を併発して激しい頭痛を生じる事がある
顎、口の中 頻度は高くないが上あご、下あごが帯状疱疹に侵されると、口の中に水疱が現れて食事は辛く、重症化した場合には歯が抜けてしまう事もある。これは帯状疱疹の炎症が歯や歯茎に酸素や栄養を送る血管にも障害を起こしてしまうためと考えられている。
顔面 片側の顔面に激痛を来たす疾患は三叉神経痛、帯状疱疹があるが、発病初期は顔面帯状疱疹は三叉神経痛と良く間違えられる。特異的な違いは、痛みの出易い場所と痛みの性質で、三叉神経痛が良く出るのは上下の唇、小鼻の横、歯や歯茎で、その痛みは頬や唇の皮膚に触れた瞬間、痛烈な痛みを感じるが、帯状疱疹は額に現れ、その痛みは何もしなくてもズキン、ズキンと痛み、夜中でも痛みで眼が覚めて一睡も出来なくなったり、額の帯状疱疹は髄膜(脳膜)にまで炎症が及ぶ事があり、激しい頭痛がしたり首筋が凝ったりすることがある。
(片側)顔面神経麻痺 水疱瘡が終わると一端水痘ウィルスは神経根に潜む。顔の表情筋を動かす指令を与える顔面神経は膝神経節と呼ばれ耳の中に存在する。この膝神経節は水痘ウィルスが好んで住み着く場所で、この水痘ウィルスが再活性化して帯状疱疹を起こすと、炎症を起こした顔面神経は容易に麻痺してしまう。顔面神経麻痺は突然起こる。片側のまぶたが開きっぱなしになったり、唇の片側が垂れてしまったりし、顔面神経は舌の味覚も支配しているので下の半分だけ味覚を失って味もわからなくなる。その他眉毛、口、鼻などが健康側によってしまうなど、その症状は多彩である。顔面神経麻痺の治癒が不完全だと顔のこわばりや引き連れは永久に残る。めまいや耳鳴り、難聴が起こることもある(ハント症候群)。顔面神経麻痺の30〜50%は帯状疱疹ウィルスが関係しているとされる。
手足の筋力低下、腹筋麻痺 胸や顔面に比べると多くは無いが、手足に現れた場合は皮膚の感覚神経ばかりでなく、しばしば運動神経も侵される筋力の低下が起こる。歩行や作業に支障を来たしてしまうばかりでなく、うまく回復しない場合は関節が固まってしまう(拘縮)事もある。腹部では肋間神経(胸神経)に支配されており脊髄から分かれ、背部から正面に向け胴体を半周する。下腹部では感覚神経が障害されるだけでなく、筋肉を動かす運動神経も侵されるため、腹筋の麻痺を起こす。腹筋が弛緩してしまうと片側のお腹が出っ張ったり、せり出したりしてベルトがきつく感じられる。満腹と違いベルトを緩めてもそれ程楽にならない。
喉、声帯 舌咽神経に現れると片側の喉の激しい痛みと口内炎を起こすもので、扁桃腺とまちがえられて抗生物質が投与されたりする。重症になると喉の奥の味覚が障害されてビールの味が分からなくなったり、いがらっぽさが続いたりする。片方の声帯の動きが悪くなるため声がかすれる反回神経麻痺の中にも帯状疱疹が原因のものがあるといわれる。
全身(汎発性帯状疱疹) 帯状疱疹は神経の走る方向に沿って現れるが、一部のウィルスは血液の流れに乗って広がり全身の皮膚に軽い水疱瘡のような症状を起こすことがある。これは比較的重症の帯状疱疹に多く見られる。皮膚の水疱はその下の神経の障害を伴う事は無く、患部以外の皮膚に現れた汎発疹は速やかに痕跡を残さず治癒するが、帯状疱疹本体は簡単にはいかない。
全身(複発性帯状疱疹) 帯状疱疹は通常一本の神経に沿って現れるがまれに同時に複数の神経が帯状疱疹に侵される事がある。生命を脅かすものではなく、明確な原因は分からず、治療も通常の帯状疱疹同様に施療される。
痛み以外無症状 原因不明の痛みとして処理され易いが、重症化しないものが多い。
その他 @皮膚がただれるほどの水疱が出来てもしびれた感じだけで、痛みの無い場合もあるが、その後1ヶ月以上たってから帯状疱疹神経痛に特有の痛みが出てくる事が多いようだ。これは初期の炎症が強すぎて神経が麻痺し、帯状疱疹の痛みを感じることができないまま帯状疱疹神経痛に移行してしまうためと考えられている。、A慢性疲労のように全身の免疫が撹乱されて微熱や著しい倦怠感、下痢や体調不良が長期にわたって続く事がある。(ウィルス感染後慢性疲労症候群)これは帯状疱疹の後にも起こりうる。










     
§4  
帯状疱疹(痛み・病気)の療法/帯状疱疹/全身性皮膚/全身性/痛みと病気




早期より抗ウィルス薬アシクロビルを4〜5回/日

経口投与で1週間継続します。 疼痛対策として

は、炎症部位により、硬膜外神経ブロックや星状

神経節ブロックなどが選択されます。



* 帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹の治療開始の時期の遅れや、治療方法

を誤りますと皮膚症状が消えた後も、難治性の

神経痛(帯状疱疹後神経痛)に悩まされる事が

あります。この持続性の疼痛は帯状疱疹発症後、

1週間以内(3日以内が良い)に適切な治療を行えば、殆ど確認できません。これが3週間以上たって

しまいますと、その発症率は50%といわれております。高齢者の方が発症率が高い傾向があります


帯状疱疹が消えた後も持続性の疼痛が残ります。帯状疱疹後神経痛には確実に効く方法は有りませ

ん。非ステロイド消炎鎮痛薬の効果も、あまり期待出来ません。併用して抗てんかん薬、三環形抗鬱

薬などを用いたり、他に神経ブロック、カプサイシンの塗布、イオントフォレーシス法、低出力レーザー

などの方法も用いられております。







       * 単純性ヘルペスの概要;単純性ヘルペス(HSV)の感染により引き起こされる病気です。ウィルス初感染

       後、ウィルスは遺伝子の形で神経節に潜伏し再発を繰り返します。
皮膚表面に小さな水ぶくれや発疹、ただ

       れの他、高熱などの全身症状
を伴ったり、感染部位の近くのリンパ節も腫れ、痛みを伴い発熱、だるさ、頭

       痛
などを伴う事もあります。10日〜2週間かけて治癒してゆく。症状が気づかない程度のものや、無症状の

       ものもある。風邪による発熱、紫外線、セ ス渉、歯科治療、過労やストレスなどが刺激となったり、身体の抵

       抗力が落ちる、などで
何度でも再発します。エイズや悪性腫瘍などによる細胞性免疫の低下に伴って潜伏し

       ていたウィルスが活動を再開する事もあります。感染してから再活動までの潜伏期間がどれくらいかは明確

       には分かっていません(30年、40年と長期)。
最初は痛痒いものが、水ぶくれが破れてジクジクとしみだして

       来ると痛みを感じるようになることも
あります。ぽつんと赤い湿疹が出るだけの人や、数個集まっている人もい

       たり、帯状疱疹のように沢山出てしまう人もいます。

単純性ヘルペスはその症状が出た場所に

より口唇ヘルペス、歯肉ヘルペス、顔面ヘ

ルペス、上肢ヘルペス、.ヘルペスなど

呼ばれ、 又、指のささくれなどに感染する

と赤く腫れあがるヘルペスひょう疽は細菌

感染と間違えられるように、単純性ヘルペ

スウィルスは 他の皮膚疾患と間違えられ

易い。水ぶくれの中のウィルスに触れると

感染し易い。




       乳幼児ではヘルペス性歯肉口内炎といい、
口の中に痛みを伴う水ぶくれが出来、それが破れてただれと炎

       症が起こす事がある。また、
.部と膣に痛みを伴った炎症を起こす.膣炎になることもある。この様な

       痛みを伴う症状が出ると
子どもは食欲が落ち、熱が出る事も少なくない。風邪と誤らないように注意が必要

       です。まれに
単純性ヘルペスが血液を通して内蔵にまで広がるケースもあり、脳にウィルスが入れば、命に

       かかわるケースもある
。これは新生児や乳幼児だけでなく成人でも見られる。エイズの人が単純ヘルペスに

       罹ると皮膚症状が特に重くなり、なかなか治らない。
腸や食道の炎症、肺炎なども頻発するため感染に特に

       注意する
。単純性ヘルペスは、再発するたびにウィルスの量が増えるので症状が重くなる場合もある。



       単純ヘルペス発症するからだの部位によって症状や深刻度が異なり、正確な診断と早期の治療は極めて

       大切です。一般にHSV−1は症状はやや重いものの再発頻度は少なく、HSV−2は症状は軽いが再発頻

       度は高い傾向にあります。HSV−1に感染している人もHSV−2に感染する。しかしHSV−2に感染してい

       る人はHSV−1には感染しない。困るのは自分が単純性ヘルペスではない、or 単純性ヘルペスウィルス1

       型を持っているだけと思い込んでいる人が実際はHSV−2にも感染していて無症候性でウィルスを排出して

       いる場合で、本人は水ぶくれも無く痛みも無いが唾液や.の分泌物中にウィルスが沢山あるため、.

       などを通して感染を広げてしまう事です。無症候性の人に移された人が無症候性と言うわけではなく、
陰部に

       水ぶくれが出来たり、何度も発症してただれたり、強い痛みを伴う場合もある
。感染している場合、自覚と何型

       を持っているのかも把握しておく事が重要。感染源と考えられる.のパートナーの70%は無症候性であ

       るといわれます。病気の治療でステロイドの内服薬や免疫抑制剤を使用している場合は特に感染し易いので

       注意が必要です。





       
* 単純性ヘルペスの発症し易い部位;.ヘルペスの初感染の約70%はHSV−1によるのもので、口唇ヘ

       ルペスを持っている人とのオーラル
などが原因と考えられます。臀部に出来る単純ヘルペスも.

       ヘルペスの一種で、
お尻に水ぶくれが多発すると帯状疱疹と間違えられるが何度も出るので調べて見ると

       単純ヘルペスであるケースが多い
様です。お尻にヘルペスが出ている人が座った便器を他の人が利用する

       と.ヘルペスに感染する可能性があります。お年寄りの場合も臀部に単純ヘルペスが出る事が多く、介

       護の人たちが寝たきりのお年寄りのオムツ交換などをした際に単純ヘルペスウィルスに感染してしまうケー

       スも報告されております。



       
* 単純性ヘルペス/知っておきたい;若い人は単純性ヘルペスの免疫を持っていない事が多く、セ ス渉の相

       手が多数いる場合などリスクが高く、.ヘルペスに感染し易い。.ヘルペスは20歳代の女性に一番多

       く15歳前後でも急増しています。男性の場合は20歳代後半と中高年にも.ヘルペスが増えています。

       HSV−2の免疫を持っている人は日本人の全体の15%で、夜の接客業の人は80%といわれます。HSV

       −2の.ヘルペスが喉の粘膜に感染してしまう例も珍しくありません。




       .ヘルペスの人とのセ ス渉の際、
@指のささくれにヘルペスウィルスが入り、ヘルペス性ひょう疽になる事

       もあります。
Aヘルペスの水ぶくれやただれの中にはヘルペスウィルスが多量に含まれています。ところがヘ

       ルペスの病巣(皮膚症状が現れている部分)には他の性感染症源のウィルスなども含まれており、ヘルペス

       の水ぶくれを通して、エイズや梅毒を感染させてしまいます。
B逆にヘルペスの皮膚症状によって皮膚のバ

       リア機能が働かないと、そこからエイズウィルスや梅毒スピロヘータなどが感染する可能性もあります。ヘル

       ペスだけでなく、クラミジア尖圭コンジローム淋病梅毒エイズカンジダ膣炎B型肝炎など感染のリス

       クの高い環境にある事を自覚しなければなりません。
喉の粘膜に感染してしまうと何度も再発し、痛くて食事

       も出来ず
、薬剤耐性の淋菌に感染などしてしまうと薬は効かず、治る目途も立たなくなることがあることを知る

       必要があります。





















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