手根管症候群・症状・痛み・病気
手根管症候群・症状・痛みと病気
home(痛みと病気
)>
手脚部
>
手指足指部
>
手根管症候群
手根管症候群・症状/痛みと病気
手根管症候群・症状/痛みと病気
中分類
/手脚部/痛みと病気
◎ここは中分類エリアです。(濃い目のパープル)
手根管症候群個別ページ
はこのエリアの下からです。
(以下は中分類ジャンプボタンです。)
お知りになりたい部位の関連のボタンをクリックして頂きますと、他の中分類ページにジャンプします。
-
以下より個別ページ
-
手根管症候群・症状/痛みと病気
手根管症候群
/手指足指部/手脚部/痛みと病気
§1
手根管症候群
(痛み・病気)の
症状
/
手根管症候群/手指足指部/手脚部/痛みと病気
手のひらの痺れを訴えたり、夜間痛や
朝方に手指がこわばったり、疼痛が生
じる事があり
、酷い場合には知覚障害
さえ起こします
。進行しますと、母指球
筋が萎縮して指を使う作業に支障を及
ぼします。
§2 手根管症候群の検査
/
手根管症候群/手指足指部/手脚部/痛みと病気
知覚神経は皮膚などの知覚に関する情報を中枢神経に
伝達する重要な働きをします。 正中神経や尺骨神経の
知覚領域の指の神経を表面電極で刺激して、知覚神経
の伝導速度を計測できます。前腕の神経幹から活動電
位を記録します。 手根管症候群の検査は、正中神経の
支配領域の 知覚異常がある場合には、 この神経伝達
速度検査では、正中神経の終末潜時が遅延します。
その他手根管部におけるチネル徴候陽性(変性した知覚
神経線維の再生度の進行を観察する方法)、 ファーレン
テスト (手関節を掌屈位で1分間保持する事で、正中神
経支配領域に異常感覚が増す)、正中神経の支配領域
を皮膚の上から持続圧迫する事により症状の増強確認、
短母指外転筋や 母指対立筋の筋力の低下も認められ
ます。
§3 手根管症候群の
療法
/
手根管症候群/手指足指部/手脚部/痛みと病気
症状が軽度の場合には、手関節を固定します。薬物療法では、非ステロイド抗炎症薬やビタミンE・B12製
剤の投与、ステロイド薬の局所注射などを行います。筋萎縮を伴なっているような症例、占拠性病変が原
因の場合あるいは保存的治療では 治癒改善傾向を示さない場合などでは手術の適応になります。手術
は局所麻酔あるいは、 腋窩神経ブロックを施した上で、 正中神経への圧迫を取り除くために屈筋支帯を
切り離す手根管開放術を施療します。
*
ご参考1
;腱鞘ガングリオンと 腱鞘炎(ばね指)が合併する事もあります。 腱鞘ガングリオンは 曲げる腱
(屈筋腱)とそれが通るトンネル(腱鞘)の間が炎症を起こす事で、その間の滑液が余剰となる。この滑液は
行き場をなくして腱鞘上に袋をつくる。これが
ガングリオン
です。ガングリオンは出来る場所により、物が当た
ると痛み、生活に支障が出る場合もあります。 一方
ばね指
は使いすぎなどが原因で、屈筋腱と腱鞘の間で
炎症が起きると屈筋腱が腫れてむくみ、 腱鞘は厚くなり、 腱の通るトンネルが狭くなります。それにより、腫
れてむくんだ腱が、曲げ伸ばしの時に厚く、 狭くなったトンネルを通らねばならず、 ばねの様に指が腫れて
痛みます。ばね指の治療は炎症を抑える薬を腱鞘内に注射したり、手術対応になります。手術は通常短時
間で終わります。手根管症候群の手術後に腱鞘ガングリオンと腱鞘炎(ばね指)が合併した事例をご紹介さ
せて頂きました。 この様に腱鞘ガングリオンは、腱鞘炎を起こし易い部位に出来ますので、合併する事があ
り得ます。
home(痛みと病気
)>
手脚部
>
手指足指部
>
手根管症候群
(C)allright reserved -
痛みと病気
-