|
|
|
ウィルス |
特徴 |
検査 |
|
|
|
インフルエンザウィルス |
RNAウィルスでA.B.C型の亜型が存在し、人に流行するのは主にA.B型です。A型は連続変異、不連続変異を起こします。 |
Hl、CF、NT、PCR、SRID、培養、迅速診断、その他 |
パラインフルエンザウィルス |
RNAウィルスで2つのサブファミリー(パラミクソウィルス属・風疹ウィルス属)・4つの属がある。大きさは150〜300nmヒトのパラインフルエンザウィルスは主に小児の呼吸器に関係する。 |
Hl、CF、NT、ElA、抗原検出(FA)、培養、その他 |
RSウィルス |
パラミクソウィルスの一種で、主に新生児呼吸器に感染して、細気管支炎や肺炎を起こす。respiratory
syncytial virus |
CF、NT、抗原検出(ElA)、培養、迅速診断、その他 |
ライノウィルス |
小型RNAウィルスで鼻風邪の原因ウィルス(鼻風邪の50%がライノウィルスといわれる)感染者の分泌物を介して感染が広がります。大きさは直径22〜30nm |
NT、Hl、ElA、プラーク減少法、培養、その他 |
コロナウィルス |
鼻風邪の15%がコロナウィルスが原因とされる。大きさは直径80〜160nm |
CF、NT、ElA、抗原検出(ElA)、培養、その他 |
アデノウィルス |
42の型が存在する。呼吸器疾患、結膜炎、出血性膀胱炎、胃腸炎の患者から分離。上気道感染の50%以上がアデノウィルスの関与とされる。大きさは直径65〜80nmの球状のDNAウィルス |
PCR、CF、NT、抗原検出(ElA)、培養、迅速診断、その他 |
エンテロウィルス |
夏風に関与(コクサッキーA21、A24、エコー11、24)し、咽頭痛・発熱を起こす。コクサッキーB4、B5・エコー4、9、25なども風邪に関与している。 |
CF、NT、Hl、抗原検出(ElA)、培養、その他 |
レオウィルス |
代表的なウィルスはロタウィルス。感染初期は咽頭炎、嘔吐、発熱などの症状を示します。その後、症状は下痢に進む。大きさは直径90〜80nm |
CF、抗原検出(ElA)、その他 |
メタニューモウィルス |
パラミクソウィルスの一種。一般的な風邪の病原ウィルス。培養が比較的難しい。 |
RT−PCR法、分離培養、hMPV特異的lgG、lgA、lgM |
|
|
|