慢性副鼻腔炎・症状・痛み・病気

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慢性副鼻腔炎・症状/痛みと病気




     
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慢性副鼻腔炎・症状/痛みと病気



     
慢性副鼻腔炎/鼻部/頭部/痛みと病気




鼻を取り囲む顔の骨には左右に4っつずつ

合計8っつの空洞があります。 鼻腔と通じ

ているために副鼻腔と呼ばれています。洞

の内面を覆っている粘膜には 細かい突起

(繊毛)が出ており、繊毛の運動により洞内

の分泌物を 自然孔を通して 鼻に排泄して

います。慢性副鼻腔炎という病気は慢性鼻

炎などで長引いた 鼻腔粘膜の炎症が副鼻

腔に及んで、慢性化したもので、治りきらな

いうちに細菌感染を繰り返して、中に膿をた

めるもので、 蓄膿症とも言われている病気

です。




     
§1  慢性副鼻腔炎(痛み・病気)の症状/慢性副鼻腔炎/脳部/鼻部/痛みと病気


       
前頭部や側頭部、鼻根部(眼と眼の間)が痛み、頭は重い感じ、鼻づまりや膿性の鼻汁が出たりもします。

       炎症で生じた膿汁が副鼻腔に溜まるためです。いわゆる蓄膿症です。
慢性副鼻腔炎という病気の症状は

       急性副鼻腔炎のようにズキン、ズキンという拍動性頭痛は無く、
非拍動性の重い頭痛で、身体を動かすと

       痛みが強くなる事が多い。
  自然孔の周囲の粘膜が腫れて排泄できなくなると、膿が頬の強い痛みや歯

       痛が起きたり、頬が赤く腫れる場合があります。

これは急性副鼻腔炎という病気で、こ

の病気の症状は通常、 治療により回

復して元の状態に戻るのですが、様々

な理由により 洞内の膿が排泄されず

に残ってしまう場合があります。処置

が不十分という考え方や、体質という

説も有りますが、このことを繰り返す

ことにより、慢性化してしまうと考えら

れています。




     
§2  慢性副鼻腔炎とは/慢性副鼻腔炎/鼻部/頭部/痛みと病気



高齢の方は、免疫力の低下に伴い感染

し易くなります。下地は大部分幼児期に

形成されることが多い傾向に有りますが、

高齢になるまでは症状も極 、軽度のま

まで推移する病気です。
  高齢者の副鼻腔炎という病気では、鼻腔内に鼻茸

  有る場合が多く、それが鼻詰まりを助長して
頭痛、頭

  重や膿性鼻漏(膿の混じった粘液性の鼻汁) など


  症状の訴えを強くします。









     
§3  慢性副鼻腔炎の原因/慢性副鼻腔炎/鼻部/頭部/痛みと病気


       病気症状は鼻詰まり(鼻閉)と鼻汁(鼻漏)が二大症状です。鼻漏は鼻の孔から出るものと、喉にまわる後鼻

       漏があり、後鼻漏は咳や咳払いの原因になります。 鼻漏には粘液性、膿性、粘膿性があります。 慢性副鼻

       腔炎という病気では小児期に急性炎症を繰り返していた事に原因がある場合が多く、この頃にきちんと治して

       おくことが大切です。

幼少期にはアデノイドやアレルギーが関与し

ている事があるので、鼻の中に鼻汁をためな

い様にする為、 きちんと鼻をかむ習慣をつけ

る事が大切です。 アデノイドが大きいと鼻呼

吸がうまく出来ないので鼻がかめず、鼻炎を

憎悪させる要因の一つですから 手術をする

必要性も出てきます。アレルギーも病気を起

こす要因です。アレルゲンは家の中のホコリ、

ダニ、 から花粉など 様々な物質が関係して、

鼻内の粘膜が アレルギー反応を起こして腫

れ、 鼻をうまくかめません。 アレルゲン対策

もとても重要です。 喚起、 清浄化、清掃、布

団、 から防ダニ製品の検討、 高性能マスク、

専門医へ受診など検討しなければなりません。




       大人になってから慢性副鼻腔炎という病気になる人は、風邪で急性副鼻腔炎になったときの処置が不十分

       だったためというのが、大方の原因の病気です。 体質という説も有りますが、 繰り返しと悪化が、慢性化の

       原因です。 また、虫歯から細菌が感染して、急性上顎洞炎を起こした人などにも病気に罹患するケースが

       多くみられます。風邪をひいてこじらせてしまったような時や歯科治療後に、鼻症状が出るような時は、病気

       を予防する意味でも、すぐに耳鼻咽喉科を受診して治療を受ける必要があります。



     
§4  慢性副鼻腔炎の治療/慢性副鼻腔炎/鼻部/頭部/痛みと病気



副鼻腔炎という病気の手術は上顎を切開する

経上顎洞的副鼻腔手術が主流でしたが、 内

視鏡を用いる鼻内副鼻腔手術に変わってきて

います。 これは鼻の穴から内視鏡を挿入して

行う手術です。 副鼻腔の空気の通りを確保し、

加湿、集塵、嗅覚などの副鼻腔の機能を損な

う事無く 病変のある副鼻腔の粘膜を正常な生

理的状態に戻す事ができます。









      
鼻茸:柔らかい隆起物で鼻閉(鼻詰まり)を強め、嗅覚を悪くし、蓄膿症を悪化させる。洞内に慢性的な炎症

      状態が出来上がると、 副鼻腔内やその周辺の粘膜が、次第に厚くなりむくむ、鼻茸(鼻ポリープ)が形成し始

      めます。 鼻茸は次第に成長し、 鼻の中が鼻茸で埋まってしまうと鼻漏、鼻閉、嗅覚障害、頭重などの症状が

      てきます。大きく成長すれば、鼻の形が変わってくる事もあり、鼻茸を取り除いても原因が慢性副鼻腔炎の

      ため次から次へと発生してきます。(鼻茸の出来る部位の例を下図{副鼻腔周辺構造図}中に黄緑で例示して

      おります。)
















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